技術評論社 ポケットリファレンスシリーズiPhone/iPad開発ポケットリファレンス
http://gihyo.jp/book/2013/978-4-7741-6127-3?ard=1391616108
実はこのシリーズ他にもC++の持ってたりするんですね。
多分Javascript版も遠からず購入することになるでしょう。
では目次ベースで順に見ていきましょう。
Chapter 1 iOSアプリ開発の基本
準備段階の章で、概要だとかcodeに関係の薄い内容が書かれています。この部分は足りない部分が多いので他の書籍で補いましょう。
xcodeの解説やストアにアプリを申請するのはこの本の目的ではありませんから。
Chapter 2 Objective-Cの基本的な使い方
基本的な文法やクラスの使い方を説明しています。Objective-Cの独自の実装の部分と他言語の比較は載っていません。
Chapter 3 画面の作成
画面に関するUIKitの説明ですね。これも他の本と一緒に読んでもいいかもしれません。
Chapter 4 コンテンツを表示する
この章もUIKitとMapKitの説明ですね。画面構成よりもどのように見せるかが説明されています。
例えばテキストに影を付けたり画像のサイズを調整したり。
Chapter 5 UI部品を利用する
UI部品とはC#でいうコントロールの事ですね。ボタンやトグルスイッチ、スライダーが相当します。
Chapter 6 画面上の操作
上記のUI部品を操作した時の処理ですね。iOSデバイスの独特の操作の処理の内容が書かれています。
Chapter 7 端末の機能
GPSや各種センサーの値の取り方などが書かれています。結構重要な通知センターを利用するも2ページで解説されています。もっと説明があっても良かったかな。
Chapter 8 データの利用
データの保管の仕方やデータを使ってどうやって描画するか等が解説されています。具体的には、NSUserDefaultやCoreData、UIKitなどです。
Chapter9 概要ネットワークの利用
http通信をしてxmlデータのやりとりをイメージしているのでしょう。最近はjsonがxmlにとって代わろうとしていますが。
Chapter10 概要情報の共有
メール、SMS、ソーシャルメディアで情報のやりとりをする実装を記載しています。以上が目次でしたが、全体的に見て必要最低限の事は載っていてこのコンパクトな本によくこれだけ押し込んだなというイメージです。ただ、記述しているレベルは初歩的なところは、もっと簡単で良かったかもしれません。リファレンスとはいえ全て載せるのではなくて本当に必要なところを詳しく記述してほしいと思いました。
以上です。
ありがとうございました。
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